~技術者が語るOECの今と未来~

ユーザ先、開発センターで現在活躍中の6名の技術者が集まり、仕事のやりがいと目標を熱く語り合った。

医療システムの保守
不具合の解析、修正、次期製品の設計
Androidアプリケーションの開発
Android端末を利用したPOSシステムのソフト設計、実装
WindowsCEアプリケーションの開発
駅務機器のソフトウェア設計、実装
プリンタドライバの開発
プロジェクトマネージャー(工程・日程管理等)
プリンタコントローラの設計・開発等
解析および画像処理
Windowsアプリケーションの開発
.NET Frameworkを使用したソフト設計、実装

常にスキルアップとコミュニケーションを図る ~仕事へのこだわりと心がけ

T.S: 現在の業務は、工程・日程管理、リスク管理といったマネジメントが中心です。常に心がけていることは、お客様や社内外のスタッフとまめにコミュニケーションを取ること。メールや電話など顔が見えない応対にも、誤解がないように注意しています。それが相手との信頼関係につながるのではないでしょうか。日頃からマネジメントや技術関連の本を読みますが、一時期、情報処理技術者の資格試験の勉強もしました。開発の仕事から離れがちですが、常に技術面での守備範囲を広くしておくことも大事です。
N.Y: 社内の分科会(注1)やWSM会(注2)といった勉強会は、技術力向上の良い機会ですね。社員と一緒に勉強することで、お互いの考えを知ることもできます。OECには、勉強したら新しい仕事に挑戦できる環境があります。
T.Y: 私の仕事は主にシステムの不具合の解析で、エンドユーザーに対応しています。技術的に新しい機能を開発するときや実際の作業内容に対して開発時間がかなり少ないときは、精神的に辛くなり、夢の中で仕事することもあります。でも、どんなに忙しくても翌日「ひらめく」ことがあります。向上しながら仕事を楽しんでいるほうだと思います。
M.D: 私はN.Yさんと同じセクションに所属していて、N.Yさんから指示を受けて業務を行っています。現在は設計にも関わり、業務範囲の広がりを感じられるようになりました。
※本文中の注釈
注1)分科会 ・・・ 社内で実施している勉強会
注2)WSM会 ・・・ 社内の若手技術者による自主勉強会

確かな技術力を業務の質の向上に ~技術面の特色

Y.T: プリンタの技術面について言うと、現在コア技術と製品化に対応した技術の2本柱で進めており、それぞれの共通、個別の課題の解決をはかっています。コア技術のバージョンアップとともに、次期製品も多様化できます。たとえば解析して絵を出す、両面に画像を出すなど、さまざまなカスタマイズが可能になりますし、メモリを少なくして一般消費者向けの製品にする、逆に高機能化するなど、次期製品に幅を持たせることもできます。コストも柔軟に調整できますね。
T.S: 大手企業の製品を扱っているので、数年単位でバージョンアップしていますが、そのなかでこのような「コア技術」が今後も重要になりそうですね。当社はOS対応に関して起案から柔軟に対応しており、強みの一つだと思います。新しいWindowsがリリースされたらすぐに特徴をつかみ、リスクを分析し、いかに製品に導入していくか…。
M.D: 私の部署ではプロジェクト管理にRedmineを導入しており、社内でも特に進んだツールを活用していると思います。Excelによる管理とは違い、オブジェクト指向できれいに設計できますし、業務の効率化が図れます。現在、新人研修で若手に習得させています。
T.Y: 私の部署は新しいツールを導入できない環境ですが、既存のツールを十分に活用していきたいですね。しかし、新しい知識、技術を吸収する姿勢は常に忘れずにいたい。そうしないと私自身の成長が止まってしまいますから。

すべての技術者がともに成長を ~技術者の社内育成

K.Y: 私が愛読しているダグラス・アダムスの著書に「15歳から35歳までの間に開発されたものは何でも新しく面白く革新的で、自分の職業もそう言ったものに関連していることが多いでしょう。しかし、35歳以降に発明されたものはすべて自然の秩序に反するものです」とあります。しかし、技術者の成長は、35歳で止まってしまってはいけません。成長するには、まず「気付くこと」が大事であり、多くの社員に“気付いて”成長してほしいです。先輩方にもその大切さを伝えていきたいです。
T.Y: 私もK.Yさんに同感です。技術者のレベルがばらばらでは、プロジェクトの質は上がりません。まだまだ技術力が必要な社員に対していかにやる気を起こさせ、向上させるか。なかなか難しいところです。
N.Y: 技術者個人だけではなく、プロジェクトさらには社内全体で技術力を常に向上させる仕組みが必要だと思います。しかし、社員の技術力の評価の基準と方法が難しそうです。今の時点で能力やスキルが低くても、潜在能力や将来性のある人もいると思いますし…。
Y.T: これからはWSM会で勉強したことを部会や会社全体に知らせていこうと思います。それがより多くの社員が新しいこと、必要なことに気付くきっかけになるのではないでしょうか。WMS会では、勉強させてもらうという「受け身」ではなく、どんどん提案していきたいです。

10年後の自分と会社を見据える ~今後の目標

K.Y: 今後も第一線でプログラムを書き続けていきたいですが、いずれはチームやプロジェクトを管理する側に回りそうです。そのときは、若手の意見を吸い上げられる上司になりたいです。
T.S: 会社全体の将来を考えると、技術者個人ではなくチームとして売りに出せる集団にしていきたいです。取りまとめが得意な人、開発が得意な人がセットでお客様に提案できるようになるのが理想的です。
Y.T: まず「こういう新しい概念がある、技術がある」ということを社内全体で共有していきたいです。展示会に行くたびに新しい発見が得ていますが、金融系、印刷系、鉄道系の他にも別な業界とも関われるようになれば、技術者の専門領域が広がると思います。
N.Y: 私は自分自身の技術力を向上させることを第一に考えています。次にマネジメント力を強化すること。どちらが欠けてもお客様に満足していただけません。現在、私はAndroid開発研究会を進めていますが、将来は事業化させて自社製品を開発したいですね。モバイル系は今後、市場がさらに発展していくでしょう。
K.Y: 私は今回の座談会の6人で何か新しい仕事をやりたくなりました。きっとできるでしょう。
T.S: みなさん自分の主張をしっかりもっていますね。でも私はK.Yさんと一緒に仕事ができるかどうか、不安です(笑)。
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